こんにちは、院長の堀です。

今回はクーラーによる冷えが起こす問題について触れてみたいと思います。

今年は例年以上に朝から30度を超える日が多く、日中は40度に迫ることも増えました。

熱中症を防ぐためにクーラーの利用は有効なのですが、一日中クーラーの効いた部屋にいることで体が冷え様々な問題が

起きてきます。

まず考えるのは関節から来る冷えです。

足首や手首といった関節は脂肪が少なく血管が冷えやすく、血管が冷えると血液の温度が下がり体温を下げます。

クーラーの冷気は足元に溜まるため足首は特に冷やされやすくなり、ふくらはぎの筋肉は強張り緊張します。

ふくらはぎの筋肉が緊張すると血を送るポンプの機能が低下して足に水分がたまりむくみが出ます。足がつりやすくなる

のもふくらはぎの筋肉の緊張のためです

 

また、足首は膝、股関節と連動しているため、膝痛や股関節痛がある場合ほそれらが強く出るきっかけにもなります。

そして、筋肉の緊張が続くとやがて筋膜にも癒着が起こり血行不良やむくみが慢性化していくのです。

長い時間クーラーの中にいることが避けられない場合は、長袖や長ズボン、足首をカバーできる靴下を着用して関節を冷

やさないようにするだけでも冷えを軽減できます。

クーラーと上手に付き合うことで夏を快適に乗り越えていけるよう、筋膜の調整でお手伝いもしています。

お困りの際は、是非ご相談ください。